お化け屋敷と見えない少女

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死神「さてと、あの部屋にいると思うんだ」ユビサシ 柊「ふぅん」 死神「本当に無警戒に近づくね。危険な霊だとかは考えないのかい?」 柊「そんときはぶん殴れば済む話だしな」 死神「……触れる触れないでここまで恐怖は薄れるものなんだね」 柊「おら、開けんぞぉ」ガチャッ 梔子「え?」 柊「え?」 猫「え?」 死神「え?」 柊「お、おぉ……普通に女子学生じゃねぇか」 梔子「え……あれ」 死神「いや、それよりもさっき猫が……」 猫「ニャー」タッタッタ 死神「あっ! まっ、一番不可思議な生物が逃げ出した!!」 柊「死神うっせぇぞ!」 死神「キミはあの猫が気にならないのかい!?」 柊「ただの猫だろうが!」 死神「いやいや、わけがわからないよ」 柊「汚い。さすが淫獣、汚い」
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