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「ご主人様、聞きたいことは分かっています。私達のこの姿についてでしょう?」
マロンさん、なんて物分りが良い子!
あんな質問の仕方で理解してくれて俺感激しました。
……って、え?この姿?ということは……。
「……やっぱりマロンとミカンはあのマロンとミカンなのか?」
「はい、その通りです」
「ミカンはミカンだよ~!!」
やっぱり、そう言い張るんですね……。
帰って来た時いつも出迎えてくれる犬のマロンが居なかったのは気になるし、俺の服を着ているのも気になるがそれだけじゃこの子達が俺のペットだって信じれるには値出来ない。
そもそもペットが人間の姿になるなんてのを信じろという方が無理があるのだ。
「私とミカンはご主人様が学校に行かれてからいつも通りに過ごして、お昼過ぎに一緒にお昼寝をしたんです」
「お昼寝!大好き!」
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