これが、めいたんてい。

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「あれ? ばれてた? あやっぱりちょっとテンション高すぎたかなあハハハ。」 所長がおどける。 いやハハハ、じゃないから。 「というわけでもう一発お願いするよ。」 「そうですね。 とりあえずもう一発なぐっときましょうか… ってドMか!」 M… やられればやられるほど元気になるなんて… まるで無敵じゃないか! 「ならばお言葉に甘えて、エクスカリバーの切れ味をみよ!」 と思ったがもう一発顔面パンチ! ビシッ! 「う…」 所長が一瞬固まり、力なく崩れ落ちる。 戦いは終わった。 「ふう…ではそろそろふざけるのはやめて、真面目にやりましょうか。」 「あれ?所長どうしました?」 「………」 返事がない。 ただの屍のようだ。 「あ、あの、今の話なんですけど…」 あ、笹川さん忘れてた。 「素人の私が口を出すのは差し出がましいと思われるかもしれませんが、 その推理、あながち私は間違ってないんじゃないかと思うんです。」 「え? なぜです?」
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