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私には刺激が強すぎる～～～。
「あははははっ、メモっとかなきゃ！」
動揺を誤魔化すため、わざとメモを取ろうとする心結だったが、シャーペンを持つ手はかなり震えていた。
うっ、上手くかけないよ～。
おまけに緊張して喉はカラカラ。
「あれ～？喉渇いちゃったなぁ、いただきま～す！」
心結はテーブルのオレンジジュースに手を伸ばすと、ゴクゴクと飲み始めた。
「ぷはははっ、すげー飲みっぷりだな」
真横でコーラーを飲む拓哉が吹き出していた。
もうっ、誰のせいよ！
心結は口をへの字に曲げながら、長い髪を耳に掛けた。
「それにしても、ここってスゴイよな」
拓哉のセリフに、心結も店内に視線を向けた。
うわぁ～、ホントだ！
目の前で繰り広げられるカップルの過激な愛情表現に、心結の目はくぎづけになった。
あそこのカップル、えっ、今キス・・・した？
キャーーー！いいの？みんないるのにーー！
店に入ってからずっと刺激されっぱなしの心結。
再びオレンジジュースに手を伸ばすと、グラスはあっという間に空になってしまった。
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