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公園に差しかかった拓哉はすぐに中に入ろうとはせず、生垣の隙間から中の様子を覗いた。
すると、ブランコに座る心結の姿を発見。
途端に拓哉の顔に満面の笑みが浮かび上がった。
へぇーーー、心結はもう来てるのか。
随分早くから来てんだな。
拓哉の腕時計は、約束の15分前を指している。
ひょっとして俺とのデートが楽しみなのか?
拓哉は口元をニヤつかせながら、ますます喜びを隠せないでいた。
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