シロ

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不思議だ。 少し前までは、完全に道はなかったのに。 どうして今僕の目の前にはまた道があるのだろう。 「それはね。キミが疲れすぎてたせいだよ。」 やわらかい声が僕の些細な疑問に答えた。 「?」 僕はびっくりした。 「ハク、キミは僕の気持ちがわかるの?」 すると彼女は微笑みを浮かべてこういった。
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