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「ふふふ。不思議だね。でもね、キミはたまに私に気持ちを馳せるときがあるでしょ？それは、私とキミはふたつでひとつだから。だからキミの気持ちは私の気持ちでもあるんだ。」
「？」
彼女に言っていることがよくわからない。
眉をひそめて考える僕に、彼女は笑ってこういった。
「そんなに考えても答えなんかないよ。私はいつでも不確かな存在だから。」
「でもね、ひとつ確かなのは、不確かだからこそ、キミにもなれるし、私にもなれるの。カノウセイを私はたくさん持ってるの。」
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