僕の罪悪感。彼の罪悪感。

2/4
前へ
/19ページ
次へ
担任が飛んできた。 「みんな、この件のことはマスコミの誰にも話すな。できるだけ学校側の手紙を渡すから親にも話さないでくれ。分かったな」 担任は真っ青な顔している それからは地獄だった。 現場の検証やマスコミの整備を警察の人がしてるなか外に出た。親が迎えに来て一緒に帰ることになった。 マスコミの人達は僕達が来たときに言った。 「あなた達はいじめをしたんですよね!?人を殺したんですよね!?」 「いじめは何故止められなかったんですか!?誰か1人ぐらい止めようとしなかったんですか!?」 彼らの叫びは胸に突き刺さった。 すべて正しいのだから。 偽善により殺した命。 それは変えられない事実だった。 僕らは殺した人間を。 包丁なんかいらない。 拳銃なんかいらない。 人を簡単に殺してしまった。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加