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顧問の話が終わり、俺達は家に帰るため、裏門に向かって歩く。
まだ校庭には、野球部とサッカー部が残っている。
真っ暗な道を、3人で歩く…
しばらく歩くと裏門が見えてきた。
……なんで今日に限って無言なわけ…
「じゃ、また明日」
と、鷹真が口を開いた。
「おぅ、じゃあまたな、鷹真も、尚馬も。」
「不審者に気をつけろよ、最近出るらしいぜ。」
尚馬はたまに縁起でもないことをいう。
「ば、バーカ!怖かねぇよ!そんなのっ!」
「尚馬の言う通りだ。マジで気をつけた方がいいぞ高杉、お前一番家遠いんだから。」
鷹真が真顔で追い打ちをかけてくる。
「わ、分かったよ。…じゃあな…。」
…不安でいっぱいだっての……
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