58人が本棚に入れています
本棚に追加
同意した後部屋に入り座る。
勿論土方の許可なしに。
「近藤さんまで…。」
土方は怒りたい気持ちを越え呆れていた。
そしてため息を吐き自分も座った。
だがしかし話は進められない。
烝成が未だに泣いているからだ。
「あら、土方君子供を泣かしたのですか?」
「ったぁぁ!?」
一人来たと思えば烝成が吠えた。
「総和、なにすんの!」
「うっさい。」
そう。
総和が烝成を蹴ったのだ。
それも思いっきり。
だがそのおかげで烝成は泣き止んだ。
「対照的な二人だね。」
後から来たものは苦笑いしていた。
それはもう誰が見ても苦笑いだとわかるくらい。
最初のコメントを投稿しよう!