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2 嫌な予感が当たりそうだ(徹)
「すっげぇええ!!」
子供の様に声を上げながら、駆ける様に船を降りた飛鳥を二人で追う。
目の前には空まで届きそうな大きなアーケードが広がり、その先にはキラキラと輝くアトラクションの様なモノが見える。
規則正しく並んだ入場口と、まだ使われていないのか、無人のチケット売り場。
そんな光景を飛鳥はキョロキョロと見回しながら、奇声にも聞こえる気がしなくもない声を上げている。
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