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金髪トサカがオレに殴り掛かってきた。
けど、時々、潤と一緒に喧嘩してたオレにとってそれは素人の殴り方でしかなく、
金髪トサカは呆気なくオレに殴られた。
「ぅぐっ…!?」
「…ったくよぉ、オレに喧嘩売るならもっと上手な喧嘩の仕方をべんきょーしなきゃダメだよ?」
オレはそいつを小馬鹿に…いや、完璧馬鹿にして言った。
「…っテメェ、いつかぜってー殺す。覚えてろ。」
金髪トサカはそう吐き捨てるように言うと、オレに殴られた腹を庇うようにして何処かに消えた。
…金髪トサカの奴なんか今まで何人も見てきたから、覚えてるかどーかはわかんねーなぁ…。
そんな呑気なことを考えていると、不意に声をかけられた。
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