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「ねぇ、ホントに何?人の顔ガン見するのが趣味なワケ?悪趣味だね。」
こいつ……。
やっぱクソ生意気だ。
けれど、そんな棗に不思議と好感を覚えたオレは、棗の肩に手を回した。
「ちょっ…!何っ!?」
棗が驚いて抵抗するも、こんなひょろくてなよなよしたガキがオレの力に敵う筈もなく。
「いーからいーから!2人仲良く学校行こうぜ?」
「……っふざけないでよ!離してってば!」
尚も抵抗を止めない棗にちょっとしたS心が生まれたオレは、棗の耳元に顔を寄せて囁いた。
「…そんな抵抗すっと……ちゅーしちまうぜ?」
「……っ!!」
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