プロローグ

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オレがそう言うと、 「あいつを犬みてーに言うんじゃねぇよ。」 と言われて軽く睨まれた。 溺愛してんなー… 潤が尚翔クンの事を話す際、潤の目は驚くほど優しくなる。 それに、尚翔クンを見つめる時の潤の目も、温かく優しい。 尚翔クンと出逢う前と、えらい変わり様だ。 オレは潤のことは一番の親友だと思ってるし、 あいつに尚翔クンみたいな存在ができたことを心からよかったと思う。 ……けどさ。 時々、潤の言ってることが理解できない時々があるんだよな。 『愛しい』って、あいつは言うけど。
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