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「………」
胡散臭い上に男に誘われるとは何とも気持ちが悪い。
あ、スバルは別だ。同じ男だが厭らしさがしない。
「な、新井!」
先輩は調子に乗り俺の肩まで叩いてくる始末。面倒くせえな…
「いっすよ。んな改まって。以降俺に関わってくれなきゃそれで万々歳すから」
「いや、俺らの気が済まねえよ!良いじゃねぇか、な?」
やんわり断ろうとしたのだが、なかなか引き下がってくれず……
そろそろ周りの目も痛くなってきた。
「解りました、んじゃあ放課後宜しくっす」
「ありがとな!放課後楽しみにしていてくれ!」
俺が了解すると、先輩は嬉しそうに言い、さっさと自分のクラス階へ戻っていった。
……つーか、あの人たちが改心するはずがねえ。また面倒ごとに巻き込まれる気がするぜ……
あー、黒猫が横切るからだ。
俺は何とも居たたまれなくなり、一限目はフケて保健室で眠りこけることにした。
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「先生ぇー。頭痛い具合悪い寝かせて」
「新井…元気そうに見えるが?」
「うんもう無理あー死ぬぅー」
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