19人が本棚に入れています
本棚に追加
困ったことになりました。
今、私の目の前で、タランチュラサイズの蜘蛛が蜂蜜をなめております。
先に断っておきますが、私はこの世で“蜘蛛”が最も嫌いです。
視界に入るだけでも嫌です。
名前を聞くだけでもゾッとします。
もちろん触れるなんてもってのほか。
だから私はこの状況を、今でも信じることができません。
目の前にいる蜂蜜だらけの蜘蛛が、最愛の“夫”であるなんて……。
だって……蜘蛛ですよ?
最初のコメントを投稿しよう!