平凡

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目に入ったのは茶色の天井。 首を動かしてみる。 ふむ、横には窓。ついでに点滴が見える。 身体を起こす。むくり。 見渡すと地味ながらの豪華な調度品類。 当然平凡な僕の家ではない。 なんだこれ。僕の洋服がファンシーなんですが。 いちごがあちらこちらにプリントされたパジャマの上下。 流石に僕の私物ではない。
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