■はじめての感情■

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それから、何日かたったある日。 私は叶多くんとエレナと屋上で喋っていた。 「でさぁ!彼がね、……」 もちろん話はエレナのノロケ話。 「うわぁ、ラブラブじゃん。 いーなー!俺も彼女ほしー」 (盛り上がってるなぁ) そんなことを思っていると ガチャ―――… (あ、またあの人……) 私は彼を目で追ってしまっていた。 心臓は相変わらず、異常な動き。 苦しくなって身体が熱くなって……
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