■咲良叶多■

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――次の日、いつものように屋上にいた。 今日はベンチじゃなくて、地面に横になった。 「…あったかい」 お日さまの熱で、地面は暖かかった。 気持ちよくなって歌っていると。 ガチャ―――… 「っ!」 いきなりドアが開いたので、ビックリして出入り口を見ると。 紺色っぽい髪の色をした、長身で、整った顔をした男の子が入ってきた。
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