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―というわけで・・・
ﾍﾟｲﾝ「やって来ました初詣！」
ﾃﾞｲﾀﾞﾗ「飛ばし過ぎて何が起きたのか読んでる人わかんねぇよ、うん」
ﾍﾟｲﾝ「言っとくけど、飛ばそうって言ったのデイダラだからね」
ﾃﾞｲﾀﾞﾗ「それを実行したのはリーダーだぞ、うん」
ﾍﾟｲﾝ「・・・・・」
鬼鮫「それにしても・・・」
角都「誰もいないな」
飛段「何つーか、寂れてるっつーの？ゲハハ」
ｲﾀﾁ「そんな馬鹿な・・リンゴ飴があると期待してきたのに・・・っ！」
ｻｿﾘ「一人だけおかしい奴いるぞ」
ﾃﾞｲﾀﾞﾗ「ていうか寒いぞ、うん。早く参って帰ろうぜ」
ｻｿﾘ「同感だな」
ﾍﾟｲﾝ「それもそうだな。角都、人数分のお賽銭頂戴」
角都「何を寝ぼけた事を。こんな事に金を使えるか。財布はアジトに置いてきた」
ﾍﾟｲﾝ「・・・・・」
ｻｿﾘ「おいおい、それじゃぁ俺達は何の為にここまで来たんだ？」
ｲﾀﾁ「リンゴ飴を買うために決まっているだろう！」
ﾃﾞｲﾀﾞﾗ「お祭り野郎は黙ってろ、うん」
鬼鮫「別にお賽銭無くてもいいんじゃないですか？神様だって金欠じゃないですよ」
ﾍﾟｲﾝ「神様が金欠か金欠じゃないかなんてどうでもいいんだよ！俺たちの未来は金にかかってるんだよ！」
ﾃﾞｲﾀﾞﾗ「金で人生決まるとかオイラ嫌だぞ、うん」
ｻｿﾘ「つまりそれって金払わないと願いは叶わないって事だな」
角都「くだらん。神様とやらにくれてやる金はない。帰るぞ」
飛段「ゲハァ」
ｻｿﾘ「来ただけ損だな」
ﾃﾞｲﾀﾞﾗ「今日こそはのんびりしようと思ってたのに・・ﾘｰﾀﾞｰのせいだからな、うん・・」
ﾍﾟｲﾝ「あ、待ってよ！まだｶﾗﾝｶﾗﾝってアレ鳴らしてないのに！」
鬼鮫「鳴らすだけ鳴らせばいいじゃないですか」
ﾍﾟｲﾝ「分かった！すぐ戻って来るからそこで待っててよ！」
鬼鮫「・・・はいはい」
ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞドド
ｶﾗﾝｶﾗﾝｶﾗﾝｶﾗﾝ
ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
ﾍﾟｲﾝ「今年こそはバカツキって言われませんように！」
ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
ﾍﾟｲﾝ「お待たせ！」
鬼鮫「お賽銭投げ入れてまでする願い事じゃないですね」
ﾍﾟｲﾝ「？」
―――――――――
ＥＮＤ。
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