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するとどこからか、声が聞こえてくるではありませんか。
『…やっと聞こえますね。
僕はあなたに助けて頂いた海ガメです。どうぞよろしくです。
それはそうと、お礼をしなくちゃって思い、今から一緒に来て頂けませんか?。』
『えぇ…えぇ!!。なんで海ガメが喋っているんだ?。えぇ…えぇ!!。あり得ないあり得ない。』
浦島太郎はパニックです。
『その貝殻があれば話ができます。仕組みはややこしくて説明できませんが、脳波から流れる波長を脳幹を伝わり』
『やめてくれ~!!。難しい話は苦手なんだよ。…結局、貝殻を耳に当てれば話ができるんだろ?…もぅそれでいいよ!。
で、僕は何を?』
大きな海ガメは首を伸ばし、後ろを振り向きながら甲羅を見て
『背中にお乗り下さい。そして、この昆布を口に入れて下さい。そうすれば水中でも息ができますし、会話もできます』
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