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チラ見という高度な技をつかい、浦島太郎は子供達をチラ見しました。
『…ん?…
あ、あれは……えぇ!!』
浦島太郎は驚き、子供達の元に走り寄りました。
角材で大きな海ガメを殴ろうとした子供の手を握り、角材を地面に奪いました。
『こ、この…この角材…お兄さんにくれないか?。…この角材さえあれば……立派な釣竿を造れそうだ。』
子供の一人が言う
『…いいけど…。だったら魚3匹と交換だよ。』
浦島太郎が目を見開いて言う
『えぇ!!…せめて1匹にしてくれよ…』
子供が腕組みして答え返す
『…じゃあ、間をとって2匹だね。もちろん僕が選らばさせてもらうよ』
浦島太郎は魚が入ってる壺を手で隠して言う
『ちょ、ちょっと!!それじゃお兄さんが損するじゃないかぁ』
子供は目を細めて言う
『…だったら話は終わりだね。嫌なら自分で角材探しなよ。』
浦島太郎は深い溜め息を吐いて答える
『ふぅ…。分かったよ…君の条件のむよ…』
話は成立しました。
交渉してる間、他の2人は大きな海ガメを殴り続けていました。
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