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「あ…えっと…」
なっ、何を言えば…
「可愛いわ…ミク」
ルカが椅子から立ち上がり
わたしを抱きしめた。
えっ、えぇーー!
どういうこと…
突然の行動に
わたしは、かなり戸惑う
心臓の鼓動が速くなる
ドクン…ドクン
「ミク…」
甘い声で耳元に囁かれた。
そして、少し強く抱きしめられた
まるで、温もりを感じるように
強く抱きしめられた。
周りから見たら、きっと2人は恋人同士に見えるだろう
それくらい、ルカはミクを愛しそうに抱きしめていた
「………ルカ」
名前を呼んでは、いられなかった
呼びたかった。
ルカと呼びたかった
なんでだろう?
なんなの…この気持ち……
わからない…
胸の奥が熱くなってくる。
この想いは、なに?
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