あなたの名前

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カラン…カランッ… 店の扉が開いた。 だが、 ミクはルカに抱きしめられていてその人物を見ることができない 「あっ…わりぃー 邪魔したかな」 この声って ルカから離れ、声の主をみる。 「フォボス…」 「よー。ミク 邪魔したな」 抱きしめられていたこと、気にしてないのかな… まぁ…フォボスは、そう言うのどうでも良さそうだもんね。 聞いてこない方が、 私にとってもうれしい 「別に邪魔なんかしてないよ」 「そうか…ほら!忘れ物だ」 フォボスが、何かをわたしに向かって投げた。 わたしは、両手でそれを受けとる えっ!? これって… 「そのブレスレット… 大事な物なんだろ」 わたしはブレスレットを胸にあて大事そうに握りしめた。 「ありがとう。フォボス」
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