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オレンジ色の空はいつの間にか蒼く数々の星が輝いていた
「ルカ…どこまで…」
あれから5分くらいは歩いている
そろそろ限界に近づいていく
「もう…少しだから
がんばって…どうしてもっ…
あなたに見せたいものが…ハアハァ…あるのよ」
ルカも辛そうだ
わたしは、ルカの背中に手を回しルカを支えた
ルカもわたしを支えてくれる。
ありがとう…ルカ
お互いに支えあいながら森に囲まれた夜道を歩く
わたしたちが歩いてきた場所には少しずつ血が落ちていた
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