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「ここよ」
と言ってルカは立ち止まった
わたしは、ゆっくりと顔を上げていく
「…きれいな…場所」
その言葉しか出てこなかった
きれいな光り輝く湖があり…
その湖に金色の輝きを誇った満月が映し出されていた
「こんな場所…あったんだね」
わたしたちは、一歩ずつ脚を進めた
だが…ついに力つきわたしたちはその場に崩れ落ちた
「…ルカ…ありがとう」
そう言って隣に寝そべっているルカの手を握った
「ミクっ…!」
名前を強く囁かれ抱きしめられた
「ルカ……」
わたしはルカを強く抱きしめた
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