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「わかったわ。信じるから
そんな声で言わないで
ミクさん」
と言いルカは、ミクの頬に手をゆっくりと添えた。
えっ!?なんで……
「やだ…やだよ。
ミクって呼んでよ。ルカ」
今にも消え入りそうな声で呟いた
2人は、見つめ合う。
さっきみたいに
“ミク”って呼んでよ…
「そんな顔しないで…ミク
そんな泣きそうな顔しないで…」
ルカは
愛しそうにミクを見つめた
「えっ!?わたし…そんな顔…」
ルカがわたしの言葉を遮る
「してるのよ。
ごめんなさい…ミク
さっきは
つい呼び捨てにしてしまったから
やっぱり、
さん付けの方がいいと思って…
初めて会った人に呼び捨ては、どうかと思ってね」
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