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わたしが六歳の時
お母さんは、仕事の都合で遠出しないといけなくなり
私をママに預けた。
「直ぐに戻ってくるよ」
お母さんは、
行く前に私にそう言った。
私は、もちろんその言葉を信じた
「はやく…はやく帰ってきてね。
お母さん」
涙目でお母さんを見つめて言った
お母さんは、微笑み…いつもしていたブレスレットを私にくれた
「お守り」
と言って私の手首にブレスレットを通してくれる。
そして、笑顔をくれた。
お母さんに抱きついた。
「ありがとう。お母さん
大好きだよ」
お母さんは、
優しく抱きしめてくれた
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