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「わたしもだよ。
ミク…大好きよ。愛してる」
チュッ
お母さんは
わたしのほっぺにキスをした。
わたしもお母さんのほっぺにキスをする
お母さんは、名残惜しそうに離れてわたしの頭を優しく撫でた
「ミク…行ってくるね。
じゃあ、エルマ。
ミクをよろしくね」
「わかったわ。
ちゃんと帰ってくるのよ
ミーレ」
「えぇ…当たり前。
わたしには、愛するこの子がいる」
ギュッ
わたしを
もう一度抱きしめてくれた
少し強く。
お母さんは、優しく笑って
わたしから離れた。
そして、お母さんはわたしたちに背を向けて歩いていく
「いってらっしゃい!!
お母さんー!」
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