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ママに聞いた話だけど…
お父さんは、かなり…
私のことを可愛がっていたらしい
たまにお母さんと店に来ては、
「俺と、ミーレの娘だぞ
可愛いだろ♪」
といつもママに言っていたらしい
「この子は、
俺とミーレの自慢の子だ。
ミーレに似て可愛いな♪
ミクは…」
親バカもいいところだと
ママは、言っていた。
でも…それを聞いたとき、
うれしかった。
私は、お父さんに愛されていたんだと知ったから…
「なぁ～エルマ。」
「この子の名前がなんで“ミク”かわかるか？」
「さぁ、わからないわよ」
「ミーレのミと俺のルークのクをとって“ミク”にしたんだ
ミクは、
ちゃんと俺たちに愛されていることを知ってほしくてな
たとえ、俺たちが殺し屋でも
それがわかってほしくてな」
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