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「ルカ…約束ね」
「えぇ、約束」
絶対だよ。ルカ
来なかったら、許さないからね
『約束』
2人は、一緒にそう呟いた
小指を離し…手を合わせて
指を絡めた。
「うん。また、今度ね…ルカ」
この手を離したら…
ルカは、行っちゃう。
離したくないという我が儘な自分がいる。
でも、離さなくちゃ…
わたしは、絡めあっていた手を離そうとした。
えっ!?ルカ…
「わたしがお店を出るまでは、繋いでてほしいわ」
絡めあっていた手をより深く絡めあった。
これって、
恋人繋ぎっていうものだよね。
なんか、恥ずかしい…
でもそれ以上に嬉しい。
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