444人が本棚に入れています
本棚に追加
ルカが抱きしめる力を少しゆるめてお互い見つめ合う
「いいよ。
それでルカが温かいなら」
わたしは
ルカに向かって笑った。
「とっても温かいわ。
マフラーから
ミクの甘い香りがするわ」
そう言って、マフラーの匂いをルカは嗅いでいた。
「ちょっと…恥ずかしいよ」
もう、ルカったら
「ミクに
抱きしめられているみたいだわ」
そう言って、愛しそうにわたしのマフラーを触っている
わたしは
その光景に見とれていた
ルカと真っ白のマフラーがあまりにも似合いすぎていて
「ミク?」
「あっ…ごめん
あまりにも似合いすぎていて見とれちゃってた」
最初のコメントを投稿しよう!