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「えへへ…すみません。
ルカさんを
見つけたものでしたから
体が動いてしまいました。」
そう言って
彼女は照れ笑いをした。
「本当に可愛いわね。
レクチャーは…
いつか
男に襲われるんじゃない?」
彼女から離れて並んでまた街路を歩いていく。
「えぇ!?わたしがですか?
あははっ♪ありえませんよ
ルカさんのほうが心配です」
わたしにそんな心配いらないと思うけど…
わたし…モテないし。
「わたしは、大丈夫よ
男なんてわたしに興味なんてもってないもの。
レクチャーみたいに
可愛くないしね」
告白されたことは、何人かある
でも…告白されても
付き合ったことがあるのは数人。
わたしは、自分から人を好きになったことがない。
でも…この前、あなたに…
「本当にルカさんは、鈍感ですね」
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