03.なるみんの部屋へレッツゴー

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勝手に開く扉をただじーっと見つめていると現れたのは、なるみんでした。 なるみんは俺と目が合うと、ぎゅーっと正面から抱きしめてくる。くるしいよ…? 「なるみん…?」 「…真紘が俺以外と2人きりなんて、ヤダ。許さない」 なるみんが子供みたいな事を…。ど、どうすれば…?それに、少年の誤解を解かなくちゃ。 「なるみん…それは無理、だと思う…」 「はぁ、真紘を拉致監禁してぇ、ダメ?」 「外、好きだから…だめ。」 さらりと危ない事を言われた気がしなくもないけど…。 そう言うとまた、…可愛いと、ぎゅーっとされた。
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