76人が本棚に入れています
本棚に追加
咲希「今日は楽しかった♪ありがとー。」
「また来てね。」
咲希「バイバーイ。」
「気をつけてー。」
ガチャ
終電なんて、とっくにないのに咲希は1人で帰って行った。
「大丈夫かな…」
飲み散らかしたジュースや食べ散らかしたお菓子を片付けながら、今も私はLamのことを考えてる。
歌、ダンスに引き込まれたのは事実。
カッコいいと思ったのも事実。
でも、どうしてこんなに考えちゃうんだろ。
番組が終わったら、咲希の弾丸トークに付き合うことになった。
咲希はそれなりに…よりちょっと派手に遊んでる。
合コンしたり、浮気してみたり。
でも、私にはそんな浮いた話はない。
彼氏は今までに1人だけ。
しかもレベルは最悪。
世間で言うDV。
別れるのも怖かったから、我慢してた。
それがトラウマになって男の人と付き合えない。
…って、自分を正当化してみたり。
今日だって咲希は男について熱く語ってたけど…
男という生き物はそんなに必要なのか?
私には必要ない。
今こうして、なくても息が出来てる。
最初のコメントを投稿しよう!