*運命って…どこに落ちてるの?*

4/8
前へ
/223ページ
次へ
「おはようございまーす…」 眠っ… 「おはようっ!」 バシッ! 朝からほんとにウザい… し、痛い。 健太「朝から元気ないなぁ…」 「眠いのっ。」 -健太- 私の会社の同期。 見た目は"大人"頭脳は"子供"な人。 でも仕事はちゃんとする。 意外と頼りにしてる。 「おはよー」 「あ。おはよ。」 実花「昨日の歌謡祭見たぁ?」 「見た見た。Lam…だよね?」 実花「そうそうー。超カッコよかったよねー。」 -実花- こちらも同期。 いわゆる不思議ちゃんキャラ。 でも、可愛いから許す。 でも、語尾はもうちょっと短くてもいいんじゃないかな。 実花「あ。純ちゃんー。」 -純平- またまた同期。 んー…なんだろ。 真面目キャラ? いや…理系系男子(笑) 一見取っ付きにくいけど、意外と面白いかも。 純平「おはよう。」 「おはよー。」 健太「今日もメガネ似合ってるなぁ。」 「あはは(笑)なにそれ。」 純平「昨日レンズの取り替えに行ってきたんだ。」 「…そういう意味じゃなくて(笑)」 健太「純平面白い(笑)」 実花「純ちゃん(笑)」 純平「えっ?」 こうやって毎朝同期全員で"おはようの会"を休憩室でするのがルール。 ルールっていうか、暗黙のルール。 私の会社はそんなに大きくないかもしれないけど、ちゃんとした会社。 実花「あと、5分。帰ろっかぁ。」 「そうだね。」 実花「綾の今日のワンピ可愛い♪」 「ありがとー。」 健太「あんまり似合ってない(笑)」 「別に健太に似合ってないって言われても悲しくないもんね。」 健太「お前っ…」 実花「まぁまぁ…2人ともっ。」 ドスンッ 「キャッ。」 「ごめん…」 最悪。部長だ… 「すみませんっ!気をつけますっ。」 部長「気をつけて。」 健太「わりぃ…」 「大丈夫大丈夫^^」
/223ページ

最初のコメントを投稿しよう!

76人が本棚に入れています
本棚に追加