*運命って…どこに落ちてるの?*

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夏休み、私たち同期4人は湘南に旅行に行くことにした。 健太「純平ちゃんと運転できるんだろうな。」 純平「まかせて。寝てていいよ?」 眠い…だってまだ4時半だもん。 こんな早起きの私、レアだよ… 健太「綾も実花も寝てる。」 純平「早起きし過ぎたかな?」 健太「なぁ。」 純平「ん?」 健太「お前、どっちがタイプ?」 純平「綾と実花?」 健太「うん。」 純平「んー…綾かな。」 健太「お前、マジか…」 純平「別に好きとかじゃなくてだよ?」 健太「俺は…好き。」 ガタンッ 「んー…」 健太「起きたか?」 「今どこ?」 純平「まだまだだよ。」 実花「綾、恋ばなでもしない?」 「聞こえるんじゃない?」 実花「大丈夫。うるさい健ちゃんはおやすみ中だから。」 「いいよ。」 実花「私実は…課長のことが好きなの。」 「えぇっー!」 純平「どうした?綾。」 「なんでもないー。」 実花「声大きいよぉ。」 「びっくりしたんだもん。」 実花「今度告白してみようと思ってるんだ。」 「頑張って。」 でも課長って…42歳だよ。 年の差あり過ぎ。
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