幼なじみは国家権力に対抗できる程の力を手に入れました。

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幼なじみ「あ、あの………」 「? なんだよ」 幼なじみ「今日、何の日だか知ってるでしょ?」 「バレンタインデーだな。でも俺甘いの苦手だからな。しかも女の子と接点とか無いから貰える訳ないし。ただの2月14日だよ」 幼なじみ「あ、そ、そう………。私も女の子なんだけど」 「確かにな。お前は誰かにチョコレート作ってきたのか?」 幼なじみ「………うん」 「お前なら大丈夫だよ、可愛いし。なんなら俺が渡すの手伝ってやろうか?」 幼なじみ「…え? ………あ………」 「ん、どうしたよ。歯切れ悪いな今日…」 幼なじみ「………な、なんでもないわよっ! もういい!」 「なんだよアイツ。………生理かな」 (放課後、下駄箱にて) 「ん、何か入ってる」 幼なじみ『義理だから期待しないで』 「チョコレート、苦手なんだけどって言ったのに…………………うめえ」
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