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ピピピピピピピピピピピピ!
ガチャッ。
「拓磨ぁぁぁ朝よ!」
生きたくないよ、
あいつに会いたくないよ。
10分たっても起きない俺に痺れを切らした母さんは
「早く起きないさいよ!」
どなり声と無理やり布団を剥がされた憎しみを込めて俺はベットからおりた。
「ママ…ちょっといい?」
僕は昨日のいじめを
母に相談した。
「大丈夫大丈夫!やられたら2倍でやり返せ」
これが家の決まりだった。
内心、正哉に勝つなど弱気な自分には到底敵わない事だった。
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