498人が本棚に入れています
本棚に追加
「おーい篠塚
…着いたぞー」
先生に呼ばれ、
顔をあげると
そこには1-Aと書かれた
プレートが…
……いつの間にか
教室についてしまった
ようです…
え、嘘…
「呼んだら入ってこいよ」
そう言って先生は
教室に入ってしまいました。
―きゃぁぁああああ!
瀬戸先生!
―今日もかっこいいです!
抱いてくださぁぁあいっ
何故か教室からは
悲鳴?のような物が
聞こえてきます……
は、入りたくn…
「篠塚ー!入ってこーい!」
………入らなきゃ、
ダメですか……?
…ダメ、ですよね…
(……よしっ!)
覚悟を決めて
教室のドアを開ける。
―ガラガラッ
お守りのネックレスを
ギュッと握りしめ、
僕は前を向きました。
―え、超平凡じゃん
―うっわぁー期待はずれー
―チッ…平凡かよ
ヒソヒソとそんなことを
話してるクラスの人達。
…心が、折れそうです……
そんな時…
「うっせぇ、黙れ。」
最初のコメントを投稿しよう!