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相方の話を要約すると、こうだ。
その昔、この寮の480号室がまだ普通だった頃
480の当時の住人が、部屋から変な臭いが漂っているのに気が付いた。
臭いの元を探ると、ベッドの脇にある相方の衣装入れ(写メ参照 写メは私の相方の衣装入れ)辺りから漂っている。
相方は暫く不在だったが、この寮は男子寮であることもあり、数日不在であっても別に不審な事だとは思わなかったらしい。(実際数日不在だったことが私にもあった)
相方が何かおかしな物でも入れたかなと思い、彼は衣装入れの扉を開けた。
だがその瞬間、彼の表情は氷水の様に凍りついた。
何故なら、そこにあったのは、食べ物でも、それにたかる大量のGでも何でもなく、変わり果てた姿の相方の亡骸だったのだから。
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