3 こじれあう関係

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「……ただいま留守にしております。合図が鳴りましたらご用件を…」 でないな もう何回美紀に電話をしただろうか あれからやっぱり心配になったから連絡したんだけど… 「避けられたのか?…」 正直美紀が怒った理由が俺にはわからなかった 別に弁当の悪口を言ったわけでもないし… そんなわけで俺はあの時宮森と仲良くなれた喜びはすっかり消えてしまっていた 「…あぁー!むしゃくしゃする!」 モ○ハンでアオ○シラでも狩りまくろうか… そうすりゃ気分も快晴になるだろう… そんなとき 「ピンポーン」 こんな時間にだれだろうか? 「由海、ちょっと頼む」 「は~い!」 そういって扉を開けると 「こんばんは。海斗君いますか?」 「はい。ちょっと待ってくださいです~」 「お兄ちゃん!友達来てるよ~」 こんな時間に来るなんて一樹くらいなもんだが… なら由海は一樹が来たって言うはずだし… 玄関まで行くと 「……宮森…」 「えへへ、今ちょっと時間ある?」 「あ、ああ。大丈夫だけど」 「じゃあ朝に海斗君がいた公園までいかない?」 「…わかった。行こうか」
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