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…やっぱり夢と同じだ。
その時猫が暴れ、坩菜の手から逃げ出した。
「待って!」
坩菜が追いかけようとする。
あ…このままだと夢と一緒になる!
『坩菜!!もう今日は帰ろうか。』
「え…何で?まだ来たばっかだよ?」
『いいから帰ろう。』
俺は坩菜の手を引き歩き出した。
これで大丈夫…。
良かった…坩菜を守れた…。
公園を出て、車通りの少ないところを歩いていた。
「あ…あそこ新しいマンションできてる。」
『あ、本当だ。』
少し先に工事しているところがあった。
骨組みがまだ剥き出しの状態で崩れそうだ。
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