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学校に行くとずっと付き纏ってくる後輩の陽がいた
「こんにちはー遥先輩!あなたの愛する後輩の陽です★」
『愛してないし星つけるな、と言うか何しに来た』
と言い放つ俺に陽は「先輩に会いにですよー
やっぱり毎日会えないと寂しいです…」と気持ちの悪いことをいいやがった
有ろうことかちゃっかり俺の家に入ろうとしてるし。
家?
俺の家………
『おい陽』
「なんですか?あ!ちゃんと手土産持ってきましたよ!」
手土産なにそれ気になる←
いや今はそれどころじゃない
『なんでお前俺の家知ってる?』
「……………」
『…………』
「やだなぁ先輩が教えてくれたじゃないですか!」
『いや教えてない』
友達にも陽にも家なんて教えた覚えは一切ない
きっとこいつ俺の担任から住所聞いたな
それ以外あり得ない
「………たまたま歩いてたら家の表札に先輩の名前があったので!!」
『………まぁ今回は許してやる色々と
カップラーメン食いたいしな』
目を泳がせあたふたする陽を見て普段はうざいだけなのに何故かそんな奴を見て叱る気なくした俺は家に招き入れることにした
「遥先輩!!!」
うわぁ、、こいつの後ろからなにかキラキラしたものが見える
『家ん中入れよ、手土産あるんだろ?』
「あ、はい!お邪魔します」
((先輩先輩!これ先輩の好きなケーキです!!))
((サンキューな))
((後ですね……明日一緒に文化祭まわりましょうね))
((……気が向いたらな))
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