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「ただいま~」
「おじゃましま~す」
あいさつをする照汰と風真。どうやら帰宅したようだ。
「おぉ、おかえり☆風真君もいらっしゃい」
と研崎さんがあいさつを返した。
「おぉ帰ったか、帰りは大変だったな…」
奥から見た目70歳くらいの老人がでてきた。
「ヤッホー、おっちゃん」
このおっちゃん?という人物の名前は俺も知らない。
でもおっちゃんじゃなくおじいちゃんというほうがしっくりくる気もする。
しかしおっちゃんは年寄り扱いされるのが嫌ということでおっちゃんと呼んでいる。
まあ言うたら頑固なじじぃだ。
「知ってたんだったら手伝ってくれてもいいじゃん…大変だったんだぜ?」
「ん?」
「いや、なんでもない……」
おっちゃんは組織のトップ的な存在である。
本当にじじぃがよくやるよなぁ……
「何か言ったか?」
「いやいや、何も言ってないやん(汗)」
人の心でも読めるのか?とツッコミを入れたくなるほどだった。
完璧読まれちまった…
「ふん、まあよい」
老人は奥へと戻っていった。
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