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―次の日―
照汰の朝はいつも騒がしい。
照汰はすごく朝が弱いのだ。
「遅れる~~」
といつもこの叫び声が聞こえる。
キーンコーンカーンコーン……
「ガラッ」
ドアが開く音がした。
「セ~~~フ」
「いや、アウトだ。早くも席につけ」
すかさず先生のツッコミが入る。
「すいません」
毎日このような朝で照汰のスクールライフが始まる。
見た目はただの高校生、戦場にいけばギルガーの一員。
15歳の少年が戦場にいくとは考えれないだろう。しかしそれが照汰に授けられた宿命でもあった。
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