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学校が終わりいつものように照汰は帰宅していた。
照汰は自動販売機でオレンジジュースを買い、帰り道にある公園のベンチに座り空を眺めるのが日課だ。
「はぁ…疲れたな~」
オレンジジュースを飲みながら照汰は呟いた。
空を眺めていると突然何かが光った。
「ダン!ダダダダダン!!」
光ったと同時にいくつもの光線がふってきた。
「うわぁっ!……
いてててて、あっ!オレのオレンジジュースが……」
照汰が150円を無駄にしたことを後悔していたその時!
「クックック……こんなところにオーラの強い人間が…」
上空から黒い格好をした男がおりてきた。
「おまえ!何者だ!」
「クックック シャドーのものといえば分かるであろう?…」
「チッ 敵か… 炎眼!!」
そういうと照汰の右目が赤色、左目が青色に変化した。
「それが噂に聞く炎眼ってやつか?」
「クック その眼で見るがいい 我の力を!」
照汰がにやけながら口を開いた。
「あぁ…分かってるぜ…力の差なら」
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