supeGT鈴鹿1000km

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鈴鹿戦まであと1週間 この日、大神は久しぶりに公園で安藤と会っていた 「真奈さん・・・XXは大丈夫なの?」 「うん。クラッシュ自体は大したことなかったんだけど、当たり所が悪くてエンジンがまるっきり逝っちゃたの。」 「そっか・・・」 「でもあのクラッシュで鈴鹿に出られなくなったてタイトルの権利もなくなった。最低よ。」 大神は返事ができなかった。 筑波での春樹を思い出した。 「そうそう、GTの方はどうなの?」 安藤はモータースポーツ雑誌をとりだし、表紙に大きくのせられた雨宮7を見せた 「いい感じだよ。この間のテストで感触もつかめた。」 「そう・・・どこでテストしたの?」 「富士」 安藤はなにかを考えだした 「そう・・・ちょっといい考えがあるの。来て。」 「え?」 安藤は自分の車に大神をのせ、走りだした
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