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とある学校。そこは金持ちの親を持つ、いわゆる御曹司やご令嬢がほとんどである。
主人公はその中で数少ない、普通の家庭から通っている。
この学校の規則は厳しく、もし一つでもテストで赤点を取ると留年、又は退学である。
しかし、バカな御曹司やご令嬢は、いつも赤点フィーバーである。
そのためこの学校では、世界でも二つとない制度を採用している。
それは、"点数を金で買う"制度である。
自分が取った教科の点数を、好きな金額で相手に売りつけることが出来る。
売られた点数を、自分が足りない分だけ購入し、赤点を回避する。
しかし高すぎると買い手がいなくなるので、売り手は金額下げていく。
買い手も、出来るだけ安く買おうとする。
このようにして、経済の仕組みを実体験出来るシステムなのだ。
その中で、主人公は金稼ぎをしていく話。
かなり知的な戦略が必要になる。
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