Ⅰ 生徒会会計

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「おい、そこのお前。勝手に入るな帰れっ!!」 言うの忘れてたけど、金持ちの男子校みたいで、職員より生徒会の方が上らしい。 「きいているのかっ!?」 声を荒げる会長に職員は懐から何かを出した。 キラリと光る物は…包丁だった。 包丁を見た瞬間部屋の温度が下がった様な気がした。 「凪時。凪時は、僕の物だよ。誰にも渡さない。」 俺は誰の物でもない。俺の物だ。勝手な発言しないでほしい。殺してほしいのか? 「俺は誰の物でもない。」 平然としている凪時は普通に話し普通に対応する。 そんな、凪時を見て生徒会の人はどきまぎした。 「凪時。おいで。一緒に…一緒に一つになろう。」 吐き気がする。 お前は俺のなんだ? 凪時の答えは生徒会を驚かすのに充分だった。 「良いよ。」 .
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